アンチャーテッド 古代神の秘宝をクリア

 「アンチャーテッド 古代神の秘宝」は「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」のシングルプレイ追加ストーリーとして予定されていたものが、スタンドアローン版として生まれ変わったもの。

 そのため、「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」のデラックスエディションを購入していれば、「アンチャーテッド 古代神の秘宝」を含むトリプルパックというシーズンパスが付属しているため、無料でダウンロードすることができる。

 また、スタンドアローン版も当然販売しており、スタンドアローン版の場合は「ジャック×ダクスター 旧世界の遺産」のダウンロード権利が付属しているので、海賊王のデラックスエディションとの価格差はこれで釣り合いをとっているようだ。ちなみに「ジャック×ダクスター 旧世界の遺産」は単体販売もする予定らしい。

 物語の時系列は、海賊王の後日にあたり、今回はクロエとナディーンが秘宝を探しにスリランカやインドの遺跡を「歴史のお勉強」に訪れるという内容で、クロエやナディーンについての話を掘り下げていく話なので、スピンオフということになる。ボリュームとしては10時間以内にクリアできる内容だった。

 システムは海賊王と基本的に同じで、ぶら下がり時の飛び移り判定が快適になり、スムーズな移動が可能になったように感じた。難易度上級での戦闘パートは、敵の配置が多く硬いこともあり、一気に囲まれ残弾もなしという状態に陥ることが何度かあった。フィールドには茂みが豊富に用意されているのでステルスプレイをメインにしていくほうが簡単になるかもしれない。また、初期設定では映像にブラーが掛かりまくっているので、ブラーの強度を下げると戦闘がやりやすいと思う。

初期設定ではブラーがかなり強い

 もちろん新しい要素もある。フィールド上に配置された敵の装備箱をピッキングして、武器を奪うことができたり、ところどころにあるポイントで写真を撮るアクションなど、特にリニアではないシークエンスの追加は、海賊王をプレイしているなら、そうこれだよと思うところでもあるだろう。

 本編シリーズより短いせいか、箱落としましょう、梯子落としましょう、坂道滑りましょうなどのアクションがフィールドをつなぐための要素としてあまり使われておらず、グラップリングフックやハーケンも多すぎず、少なすぎずといった、ちょうどいい案配で配置されている。またこれか、という印象もあまりなかった。

 仕掛け関係は、アサシンクリードのような、規定時間内に終えないとやり直しのもの、今までのシリーズでも登場したクイズ番組系のものなどを組み合わせたものなど、思っていた以上にアンチャーテッドであった。

フォトポイントで撮った写真

 プレイ中に気になった点は二つある、一つ目は非リニアシーケンスで収集物を集めていたとき、物があるのに取れないということがあった。これはチェックポイントからのやり直しで無事解決したので、おそらくバグだと思われる。二つ目はリトライ時に10秒ぐらいロード画面が入る部分が一か所だけあり、そこが少し気になった。さらにおまけで言えば、流れる速度の遅いスタッフロールなんかもちょこっと気になる。


プロでもう一周、できれば低難易度で収集系の残りをやっていきたい。