レースゲームやっていた人なら、画面上に表示されるスピードメーター表示では満足できなくなり
小さなサブディスプレイをMoTeC風のダッシュボードにしたこともあるかもしれない。
あるいはPCU-6DやPCU-8Dといったマクラーレンのディスプレイユニットを模したり。
それらをより作りやすく、主にソフトウェア側での手助けをしてくれるのがSimHubというソフト。
ゲームの各種数値をArduino経由でLEDモジュールやタッチスクリーン上に表示できる。
Assetto Corsa、iRacing、ProjectCarsをはじめとしたホットなレースシムだけでなく
Euro Truck Simulator 2など、変わりどころではWar Thunderにも対応している。
http://www.racedepartment.com/downloads/simhub-diy-sim-racing-dash.10252/
このSimHubは、通常Arduino Nanoを使うのだけれど、Arduino Nanoで使えるということは
ESP-WROOM-02(ESP8266)でも動きそうだなということで、実際に使えるようにしてみた。
SimHubには同梱されているArduino用のスケッチ(ソースコード)作成用ツールがあり
その出力されたスケッチをESP-WROOM-02で動作するように一部追加・変更して使用した。
といっても、includeでエラーが出るだけで、対応した#ifdefを追加しただけなのだが。
変更したヘッダファイルと、LEDモジュールの動作するスケッチについては、以下に公開している。
https://github.com/yuhisa-jp/ESP8266-DisplayClientV2
なお、LEDモジュールは次のTM1638 Key Display Moduleを使用した。
緑色のLEDモジュールは赤・緑の2色LEDが搭載されていて、レブメーターとして使用しやすく
価格もそれほど変わらないので、こちらのほうがおすすめ。
http://www.dx.com/p/8-bit-digital-led-tube-8-bit-tm1638-key-display-module-for-arduino-blue-399381
http://www.dx.com/p/8x-digital-tube-8x-key-8x-double-color-led-module-81873
ちなみに、マクラーレンのディスプレイユニットの寸法は公開されているので
きっちりそっくりに作ろうとしたら作れるはず。
http://www.mclarenelectronics.com/Content/Products/PCU-6D/PCU-6D.pdf
http://www.mclarenelectronics.com/Content/Products/PCU-8D/PCU-8D.pdf