今シーズンというか、開催中のハンガリーグランプリからサービスを開始した Fomula 1 on Zume
いわゆる国際映像に加え、オンボードやピットカメラなどを同時に3画面表示できるストリーミングサービス。
今シーズンのパスが3000円で、1グランプリは500円ということなので、お試しでハンガリーグランプリ分だけ購入。
いかにもタブレット向けな癖のあるサイトデザインなので、PCで使うにはちょっと取っつき難いかも。
とりあえず、見ることのできる映像の紹介。
Race フジテレビNEXTで視聴できる、お馴染みの国際映像に英語実況と解説が常に流れている。
ただし、実況と解説の音声をオフにすることはできないため、サーキットノイズのみを聞くという事はできない。
Pit ピットレーンに配置されているカメラの映像を常に表示しているチャンネル。
ドライバーの誕生日などのパーソナールデータ、チーム情報、チームエンジニアなどの情報が表示されている。
このチャンネルは映像が2つあり、国際映像とピットレーンに複数あるカメラからの映像が表示されている。
また、国際映像では入っていない無線の聴取も行え、誰がどのコーナーでミスしたかも文字情報で表示される。
On Board ドライバー毎のオンボードカメラ。
残念ながら、映像は基本的に走行中のみの表示でフリー走行はピットレーンに入ると映像が切断される模様。
ごく稀に、ブルーバックにF1ロゴの映像が表示される。
OBC Mix 走行中のオンボードカメラを混ぜて表示するチャンネル。
映像が自動的にスイッチされるが、ドライバー毎のチャンネルにはない速度計のグラフィックが常に表示されている。
表示されているグラフィックは国際映像よりも大きく、もちろんドライバー名も常に表示されている。
Highlights セッション終了後に国際映像で流れているような映像。
いつの映像か解らないので、ほぼフィラー映像的なもの。
映像はすべてタイムシフト可能なのだが、一つを巻き戻すと全部の映像が連動して戻るのでこの点はちょっと微妙。
また、国際映像を消すことはできないため、On Board、Pit、OBC Mix で見たいという事はできない。
これだけでF1視聴が完結できますよ!ということなのかもしれないけど、これはありがた迷惑。
映像のレイアウトは逆L字に固定されるが、個々の場所については自由に変更できる。
その他にも見られる情報としては、サーキットマップに走行位置が表示されたり
LiveTiming 的な画面に加えて、ドライバー情報、走行中のタイヤ、ピットストップ時間などが見られるようだ。
また、Twitter と Facebook の連携も行えるので、ポータブルな実況環境としてはなかなか良いのではないかと思う。
ただし、3画面では10Mbps程度の受信環境が必要なので、安定した接続がないと非常に厳しい。
ちなみに、複数ウィンドウを使うことで、3画面以上を表示することもできた。
公式には、PC と iOS の同時使用は不可とされているが、同一端末の同時視聴数は特に制限していないようだ。
FP2 を見た感じでは、国際映像+LT+ピット+オンボードはさすがに拾いきれないが
レース中のオンボードカメラや、ピット映像を見る補助的なツールとしては、非常に面白いのではないかと思う。
残り10戦の LT だけで2500円取ってる公式の iPhone アプリが存在しているので、ライブ視聴と28日間のVOD
さらに、LT が付いていると考えたら、良心的な価格設定なのかな。
来年はいくらになるか知らないけど。
# Fomula 1 on Zume?について、妙なブログばかりひっかかる。
# クチコミマーケティングを打っているみたいだ。