いつか公式のファイルが消えた時に使うかもしれない。
とっておきたいけど、新しいバージョンがあるし、かといってHDDに置いておくには邪魔。
そんなLinux界隈のインストールイメージや、WindowsのインストールISOなどのファイルは
ぜひ、Amazon Cloud Driveに埋葬してあげましょう。
Amazon Cloud DriveはAmazon.comが提供しているクラウドストレージサービス。
日本版ではプライムフォトのみが提供されていますが、米国版ではあらゆるファイルに対応。
画像、動画はもちろん、10GBを超えるようなディスクイメージでも保存しておけます。
料金やプランについて
日本版と同様の写真のみのに対応したサービスUnlimited Photosは年間11.99ドル
あらゆるファイルに対応したUnlimited Everythingプランの利用料金は年間59.99ドルです。
値段だけ聞くとちょっと微妙と感じるかもしれませんが、容量は無制限です。
使用についての注意点
Amazon Cloud Driveは個人向けサービスなので、当然、商用利用はできません。
また、WEBからのファイルアップロードは最大2GBまでに制限されています。
契約が切れた90日後に削除されることも頭の隅においておくといいです。
埋葬しよう
前述したLinuxなどのインストールイメージやバックアップはおおかた転送が終わったので
最近は主に、Blu-rayに保存したデータのバックアップを始めました。
容量を気にせず多重化できることと、データがいつでも取り出せる環境
ファイル単位でのアクセスができるので非常に便利になりました。
もっと埋葬したい
rcloneを使えばクラウドストレージのデータを保存、同期させることができます。
つまり、Dropboxに保存したファイルをそっくりそのままバックアップしたりも可能です。
タイトルに埋葬と書いたのはこれが大きな理由です。
Amazon Cloud Driveはあらゆるクラウドストレージのバックアップ先となりえるのです。
コスト比較
簡単な比較
プランは斜体で書いています。
機器・サービス | 単価 | 契約 | 1TB | 2TB | 4TB | 8TB |
---|---|---|---|---|---|---|
Blu-ray 約1TB(50枚) | 3,000円 | – | 3,000 | 6,000 | 12,000 | 24,000 |
HDD 2TB(WD20EZRZ-RT) | 6,500円 | – | – | 6,500 | 13,000 | 26,000 |
HDD 4TB(WD40EZRZ-RT) | 13,000円 | – | – | – | 13,000 | 26,000 |
HDD 8TB(WD80EFZX) | 38,500円 | – | – | – | – | 38,500 |
Google Drive | $9.99~ | 月額 | 約12,000 1TB $9.99/月 |
約120,000 10TB $99.99/月 |
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Dropbox | 1,000円 | 月額 | 12,000 1TB 1,000円/月 |
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Microsft OneDrive | 540円 | 月額 | 6,480 1TB 540円/月 |
– | ||
Apple iCloud Drive | 1,300円 | 月額 | 15,600 1TB 1,300円/月 |
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MediaFire | $45~ | 年額 | 約5,000 Pro $3.75/月 |
約50,000 Business $40/月 |
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TeraCLOUD | 9,800円~ | 年額 | 9,800 1TB 980円/月 |
29,000 3TB |
45,000 5TB |
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Amazon Cloud Drive | $59.99~ | 年額 | 約6,500 Unlimited Everything $59.99/年 |
こうして見ると破格の「Unlimited Everything」プラン
一体、いつまでこの価格・品質でサービスを続けてくれるのでしょうか?